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「歯髄細胞バンク」から広がる新たな歯科医療

智歯や乳歯などの抜去歯が
再生医療の切り札に

ヒトiPS細胞などにより再生医療が進展する中、これまで医療廃棄物として処理されてきた抜去歯に由来する「歯髄細胞」の活用にも注目が集まっています。将来の大病に備えて自分の歯髄細胞を冷凍保存できるバンクも設立されています。そこで、この新たな分野を切り開いてきた日本歯科大学 生命歯学部教授の中原貴氏に、歯髄細胞による再生医療の可能性について解説していただきました。

再生医療に使える幹細胞が智歯や乳歯の歯髄で見つかる

最先端医療の中でも社会から大きな期待を寄せられているのが「再生医療」です。この分野では幹細胞、バイオマテリアル、成長因子、遺伝子治療など、さまざまな方面からのアプローチが試みられており、2012年に京都大学の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞して以来、ヒトiPS細胞に代表される多能性幹細胞(万能細胞)による再生医療が一段と加速度を増しています。2014年には滲出型加齢黄斑変性に対するヒトiPS細胞の臨床研究が開始され、拒絶反応も少なく順調に経過しているようです。さらに2017年2月には自分以外に由来する他家iPS細胞による臨床研究も始まり、現在被験者を募集中です。

細胞を用いる再生医療には、人工的に作った多能性幹細胞のほか、人間の体内にもともと存在する組織幹細胞を活用する方法があります。1970年代に骨髄や脂肪に代表される組織幹細胞の多彩な分化能が明らかとなり、造血幹細胞移植をはじめ、自家細胞による治療法の開発も行われてきました。

歯科分野でも2000年以降に智歯(親知らず)や乳歯の歯髄で幹細胞が見つかり、これらの抜去歯由来の幹細胞(以下、歯髄細胞)は骨髄や脂肪の幹細胞と同様に多彩な分化能があることが明らかになっています。

歯周病や重度のむし歯の人に歯髄細胞による再生医療を実施

これまでの研究により歯髄細胞は培養すると、骨芽細胞、脂肪細胞、軟骨細胞など多種多様な細胞に変化することが分かっています(図1)。神経細胞に変わることも可能で、まさに“万能細胞”ともいうべき優れた性能を持っています。

また歯髄細胞は骨髄細胞より増殖能力が高いことも判明しています(図2)。そして興味深いのは、歯髄細胞は採取した個体の年齢、性別にかかわらずよく増えるということです。これは骨髄細胞にはない特徴です。その理由は不明ですが、歯髄は人間の身体の中で最も硬いエナメル質や象牙質に守られているため、外界から受けるダメージが少なく、なおかつ骨髄ほど活発に活動する組織ではないため、細胞の保存状態が良いと考えられます。

一方、増殖能力が高いと気になるのが細胞のがん化です。人工的に作製されるiPS細胞はこの点を懸念し、作成方法の改良や移植後の定期的な検診など、がん化を防ぐためのさまざまな対策が採られてきました。しかし、歯髄細胞は体内に存在する細胞なので寿命があり、無限に増えることがないため、がん化するおそれはなく安全な細胞だといえます。

歯科疾患ではヒトを対象とした歯の細胞による臨床研究も始まっています。東京女子医科大学では、歯周病で歯槽骨の一部を失った人にシート化した歯根膜細胞を移植し、骨の再生に成功しました。現在10人の患者さんに同じ臨床研究が行われています。また国立長寿医療研究センターでは、重度のむし歯で神経を取り除いた歯の中に歯髄細胞を移植し、歯の再生を試みる臨床研究が5人の患者さんに実施され、良好な成績が得られたとの報告もあります。全身の疾患に対しては動物実験の段階ですが、世界中で研究が進められており、さまざまな疾患での効果が期待されています(図3)。

短期間で大量に増殖し安全性も高く、しかもこれまで医療廃棄物として処理されてきた抜去歯は、再生医療に再利用するにあたり倫理的・医学的に障害となる問題もありません。利点の多い歯髄細胞は、再生医療の切り札になり得ると考えます。

ただ、実用化に向けての大きな課題もあります。それは歯髄細胞の供給源となる乳歯や智歯を、患者自身が保有していなければその恩恵を受けられないことです。

歯髄細胞を保存することが歯科治療への意欲を高める

私が所属する日本歯科大学では、この課題を解決するための新たな取り組みとして、2015年から「歯髄細胞バンク」事業を開始しました。この事業では、抜歯治療を利用して自分の歯髄細胞の保管を希望する人から抜去歯を預かり、歯髄組織を取り出して培養し、一定数まで増やした歯髄細胞を凍結保存して将来の再生医療に備えることを行っています。

2017年3月末現在、この歯髄細胞バンクに歯髄細胞を保管しているのは34人で、3分の1は日本歯科大学の附属病院の受診者、3分の2は地域の歯科診療所を経由してきた人です。日本歯科大学では、バンク事業を広く普及させるためには第一線の歯科の先生方の協力が欠かせないと考え、歯髄細胞バンクとの仲介役を果たしてもらう認定医の制度を発足しました。この資格は、日本歯科大学が実施する認定講習会(2時間、無料)を受講すると得られます。現在、全国に887人の認定医がいます。

認定医の主な仕事は、①抜歯治療を利用して歯髄細胞の保管を希望する人に歯髄細胞バンクの説明を行い、必要な手続き(患者票、同意書、支払依頼書等の記入など)をサポートしてもらう、②希望者の歯を抜去し、専用の容器に保存して歯髄細胞バンクに送付する、の2つです。

歯髄細胞バンクは患者さんが自ら進んで歯髄治療に参加する動機づけツールとしても有益です。例えば、歯髄細胞の保管を勧めることで、乳幼児の歯の仕上げ磨きに苦労している母親のモチベーション向上を図ったり、問題がある歯の治療のみを希望する人に口腔全体を改善することの重要性に気づいてもらったりすることができます。認定医となった歯科の先生方には、仲介役にとどまらず、このバンクを日常診療にも大いに生かしてほしいと思います。

出典:東京医師歯科医師協働組合 会報「医歯協MATE」2017.5 No.300

あべひろ総合歯科でも、歯髄細胞による再生医療に賛同しております。
関心を持たれた、やってみたいなど、スタッフまでお気軽にご相談ください。

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