口唇閉鎖力と舌圧の測定について
矯正のBlogをお読みくださり有難うございます。
あべひろ総合歯科 矯正担当医の澁田です。
近年、口腔機能の検査機器が発展し、外来で口唇閉鎖力と舌圧を数値で知ることが可能になりました。
検査値を知ることは、血圧や体重を知ることのように自分自身の健康に関心が生まれます。
矯正歯科治療においては、主に口唇閉鎖不全や舌突出癖のある患者様で、筋トレーニングの前後状態を数値で明確化し、実際にどれほどの変化があるかを意識していただきます。
・検査値の目安(口唇閉鎖力:りっぷるボタン使用で10N~は欲しい。最大舌圧:成人男性35kPa~、成人女性30kPa~。)との比較
・個別性を考慮した治療目標の明確化
を行ない、筋トレーニングにモチベーション向上・維持を図ることがねらいです。
現在、器材設置を検討中ですが、あべひろ総合歯科の矯正治療に活用できればと思います。 ご期待ください。
左) 1:口唇閉鎖力測定器「(株)松風 りっぷるくん」
右) 2:舌圧測定器「(株)ジェイ・エム・エス TPM-02」
