こんにちは。
医療法人社団輝未来　あべひろ総合歯科　矯正担当医の澁田です。
下の前歯だけ歯を動かして歯並びを整える、いわゆる部分矯正治療は、行なえるケースと行なえないケースがあります。

下の前歯は上の前歯とかみ合わさりますが、下の歯並びだけを整えるとかみ合わせが悪い、またはさらに悪くなる場合に、下の前歯だけ歯列矯正をすることはむずかしいと考えます。

次の写真のような歯並びは、部分ではなく全体矯正治療が必要です。

下の前歯（矯正前）：

上の前歯（矯正前）：

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14歳女子。診断：大臼歯Ⅰ級、前歯部叢生
上下顎左右側第一小臼歯抜去、上下顎マルチブラケット装置によるエッジワイズ法による全体矯正。
動的治療期間：２年２か月。治療費概算：９５万円。
治療リスク：食べ物などのカスがワイヤーと歯の間に詰まりやすい。ワイヤーでケガをすることもある。
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スマイル正面観（矯正後）：


下の歯並び（矯正後）：

上の歯並び（矯正後）：

いま歯並びにご興味があって気にされていることは、将来のお口の健康を考える、本当にとても大切な機会になるかもしれません。
部分矯正の可否はケースバイケースです。また、矯正治療をするかしないかは患者様の決意です。
ぜひ一度、当院の矯正治療相談にご来院ください。
できるかぎり精一杯をさせていただきたいと思っております。