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あべひろ総合歯科

東京歯科大学 大学院卒、博士号を
取得した歯科医師のいる歯科医院

アデノイド顔貌とは?

矯正ブログをご覧の皆様、こんにちは。
あべひろ総合歯科 矯正担当医の澁田です。

今回は、矯正歯科治療にも関連する「アデノイド顔貌」について、少しお話したいと思います。
アデノイド(咽頭扁桃)とは、のどの一番上(鼻の奥)にある扁桃で、アデノイドが大きい状態をアデノイド肥大、または単にアデノイドと省略して言うこともあります。
アデノイドが大きいと、鼻で息ができにくくなり、口呼吸になったり、いびきをかいたりします。
また、アデノイドの近くには中耳につながる管が開いており、中耳炎の原因になったり、鼻の通りが悪く副鼻腔炎になったりします。
・・・余談ですが、私自身は中耳炎もアデノイドもあり、小学2年生の頃に手術を受けました。
アデノイド顔貌とは、アデノイドが原因で面長でしまりがなく、表情筋が緩み、常に開口しているようなお顔の状態を言います。

左図: 【矯正治療前】の横顔レントゲン写真、アデノイド顔貌。
右図: 【矯正治療後】の横顔レントゲン写真、アデノイドは矯正治療開始前に除去手術した。

上の症例は、私が矯正歯科治療を担当した当時9歳の男の子で、左が治療前、右が治療後の横顔レントゲン写真です。
アデノイド顔貌が顕著で、歯のかみ合わせにも影響があり、アデノイド手術と矯正歯科治療を必要としました。



アデノイド顔貌について、より詳しく知りたい人は、是非一度ご相談にご来院ください。
私自身が受診した体験談も、お聞きになりたい人にはお話いたします。
皆様のお役に立つお時間になれば幸甚に存じます。

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