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あべひろ総合歯科

東京歯科大学 大学院卒、博士号を
取得した歯科医師のいる歯科医院

矯正のブラケットやワイヤーにはどれほど種類がありますか?

~ 『矯正なるほど豆知識』 ブログより ~
ブラケットという歯に接着する矯正装置にはスロットと呼ばれるワイヤーが通る溝があります。
この溝の断面径には主に2種類(:.018×.025-inchまたは.022×.028-inchの長方形)があり、どちらか1種で矯正治療するのが一般的です。
そしてこの溝に、断面が円状や角状の形のさまざまなサイズのワイヤー(:たとえば.012-inch roundから.018×.022-inch rect.または.0215×.0275-inch rect.までのサイズ幅で使用)を着脱し、歯を動かします。
この基本的な矯正方法に派生して、実に沢山の種類のブラケット、ワイヤーが様々にメーカーから流通しております。

歯に接着する矯正装置であるブラケット1つにしても、金属製や非金属製のセラミック、プラスチック、ジルコニア、サファイア、ポリカーボネートなどあり、治療のフィロソフィーから考案者による傾斜度や大きさ、構造の違いなどあり、詳細には矯正医1人1人によって使用装置の組み合わせも異なるといって過言ではありません。
このことからも、私たちは矯正治療を担当医制(:治療完結まで責任を持って1人の矯正歯科医師が1人の患者様を診ること)で行なっております。

・ブラケットの図

また、ワイヤーには、ニッケル・チタン合金、ステンレス、ゴムメタル製や、シルバー色、ホワイトコーティングされ歯の色に馴染む目立たない色のもの、細いワイヤーを束ねたもの、アーチ形状の異なるもの、形状記憶程度の異なるものなど、と多岐に渡り種類があります。
そして、ワイヤーの取り扱い方からは
・スタンダードエッジワイズ法:歯科医師が患者さんの歯の状態に合わせて個別にワイヤーを屈曲する。
・ストレートエッジワイズ法:すでにアーチ形状になっている既製品のワイヤーを使用する。
と2パターンの呼び方もあり、どちらもメリットとデメリットがあり、当院では患者様にとってメリットが多く得られる方法を選択しております。
ワイヤーの種類が豊富であるほど私たちにとっては選択に幅のある診療を行ないやすく、それぞれの特性を活かしてお口の状態から最適なワイヤーを毎回選択しながら診療しております。

・ワイヤーのいろいろ

治療目標へ到達するための1つの道具にすぎないブラケットやワイヤーですが、世界には実に多くの種類が存在しております。
患者様にご満足いただける「個性正常咬合」を目標に、より良い診療を続けることができれば、これほど私たちにとって有難いことはございません。

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あべひろ総合歯科は、地域貢献のため、新患さん・急患さんを随時、受け付けております。

地域の支援と患者さん一人ひとりをしっかり診ていく、という診療方針を掲げ、近隣の流山市や草加市、都内などからも来院頂ける歯科医院に成長してきました。
基本を忘れず、すべての患者さんに対して、そして自分自身に対して正直でありたいと考えております。お口のことなら何でもお気軽にご相談ください。