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あべひろ総合歯科

東京歯科大学 大学院卒、博士号を
取得した歯科医師のいる歯科医院

かみ合わせが引き起こす身体の不調

全身の健康にも大きく影響する「かみ合わせ」

最近、かみ合わせや歯ぎしりや噛みしめ、それらが重なって起こる肩こりや頭痛などの不定愁訴が注目されています。かみ合わせの不具合や歯ぎしりなどの悪習癖が、歯やお口の健康はもちろん、全身の健康にも影響を及ぼしていることが明らかになっています。

かみ合わせは歯並びや上顎と下顎のバランスだけでなく、ストレスや生活習慣からも影響を受けます。何もしていなくても少しずつ変化してしまうこともあります。

あべひろ総合歯科では、すべての治療においてかみ合わせを重視し、口腔全体を考えた総合的な治療を行っています。

自然にしっかり噛めるかみ合わせをめざしましょう

かみ合わせとは、上下の歯を合わせたときの接触の仕方のことです。噛む際に使う筋肉やあごの関節に負担がかからず、自然とバランスよくしっかり噛めるのが良いかみ合わせです。また、それぞれの歯には役割があり上下の歯をかみ合わせるときだけでなく、下顎の動きを誘導する働きもあります。

■かみ合わせに不具合が起こる理由とその影響
治療した歯のバランスが悪かったり特定の歯に負担がかかると、かみ合わせに不具合が生じます。
また、治療を途中でやめてしまったり、むし歯や歯周病で失った歯をそのままにしておくと、空いた場所に反対の歯が伸びてきたり歯が傾いたりします。するとあごが左右や後方にずれてきて、やがて顎関節に異常が及ぶことがあります。

かみ合わせの不具合は、歯にひびが入ったり歯周病を悪化させたりするため、やがて歯の欠損にもつながります。また、開口障害、あごの痛み、顎関節症、頭痛なども引き起こすリスクがあるため注意が必要です。

かみ合わせの治療方法は?

■かみ合わせのトラブル
就寝時にスプリント(かみ合わせを調整するマウスピースのような装置)で症状の軽減を図り、あごのずれを改善してから、左右前後のバランスを調整し治していきます。

■噛みしめ、歯ぎしり、食いしばり
負担のかかった歯の治療を行うとともに、ナイトガード(歯ぎしりなどを予防するマウスピース)などを使って噛みしめや歯ぎしりを防ぎます。

かみ合わせの不具合は、全身の健康にも影響します

かみ合わせが悪いと顎関節症を引き起こしたり、一見関係なさそうな頭痛や肩こり、腰痛などの原因になったりと、全身のあらゆるところに影響が及ぶと言われています。
これは、かみ合わせが悪くなることで頭部や首の筋肉バランスが崩れるのが原因だと考えられています。筋肉のバランスが崩れるとあごが歪んできて頭部が傾き、その傾きを補正するために体が肩や腰を歪ませてバランスを取ろうとする為です。マッサージや整体で部分的な痛みを治すだけでなく、かみ合わせも気にしてみてください。

逆に、体の歪みや不調で全身のバランスが崩れ、その影響でかみ合わせが悪くなることもあります。不調からイライラしたり噛みしめが強くなるなど、自律神経が乱れることも考えられます。
かみ合わせは人間にとって最も基本的な機能の一つです。良いかみ合わせを維持することで、歯やお口だけでなく体と心の健康も守っていきましょう。

■かみ合わせが悪いと起こりやすい体の異常
・顎関節症
・むし歯
・歯周病
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・耳鳴り
・めまい
・鼻づまり
・目のかすみ
※真っ直ぐ立っているつもりでも、体が傾いていることもあります。

かみ合わせを悪くしないための予防法

■よい姿勢を心がける
よく猫背になってしまう方や、座りっぱなしの作業が多い方は、正しい姿勢を心がけましょう。よい姿勢をキープすることで体幹が鍛えられ、体のバランスも整いやすくなります。

■左右のバランスを崩す生活習慣を見直す
「足を組む」「いつもの同じ方の肩にバッグを掛ける」「肩肘をつく」など、左右のバランスを崩すような姿勢や習慣は避けましょう。

■片側ばかりで噛まない
左右どちらかだけで噛む癖があると、あごの筋肉や関節に過度な負担をかけることになります。両方の奥歯で噛み、前歯や犬歯を使って噛み切るなど、それぞれの歯をバランス良く使う習慣をつけましょう。

■ストレッチやマッサージなどを行う
勉強や仕事の合間にストレッチをしたり、夜寝る前にマッサージをして肩や首の凝りを持続させないように心がけましょう。全身のバランスを元に戻すことが大切です。

■歯並びやかみ合わせの矯正を行う
歯並びやかみ合わせが悪いと自覚症状があるときは、かなり症状が進んでいることもあります。できるだけ早く歯科医師にご相談ください。

顎関節症の原因と治療法について

顎関節症は、かみ合わせがずれて起きている場合や元々のかみ合わせが悪くて顎関節に症状がでている場合、ストレスが原因の場合など、様々な原因が考えられます。口の周囲の筋肉トレーニングや、噛み方の改善、姿勢や悪習癖の改善などを実践することで治る場合があります。

噛むと音が鳴る、噛むと痛いというような症状は2~3ヶ月でほとんど軽減しますが、重症の場合は個々に合った治療法を見つけ出して調整するのには時間がかかる場合があります。

あべひろ総合歯科では、患者さんと話し合いながら顎関節症の原因を見極め、最も適した治療法や方向性を見つけるよう努力しています。気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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地域の支援と患者さん一人ひとりをしっかり診ていく、という診療方針を掲げ、近隣の流山市や草加市、都内などからも来院頂ける歯科医院に成長してきました。
基本を忘れず、すべての患者さんに対して、そして自分自身に対して正直でありたいと考えております。お口のことなら何でもお気軽にご相談ください。