交通事故に遭われたら

交通事故による歯科治療は、保険がおりる可能性があります。
当院は、保険会社との交渉も含め数多くの交通事故対応を行っています。
被害者の方が、より良い歯科治療を受けられるようサポートいたします。

交通事故でダメージを受けた顎、顔面、口内への4つのポイント
保険会社との折衝も含め豊富な事故対応実績
保険会社との折衝や診断書の作成などより良い歯科治療を受けられるようサポートいたします。

治療実績はもちろん、保険会社との折衝や診断書の作成などにおいても豊富な経験ます。歯が抜けた際のインプラント治療をはじめ、歯が折れた・欠けた・割れた・変色した・グラグラする・顎の骨が折れた場合の修復、また歯の位置がズレた場合の矯正治療など、様々な対応が可能です。被害者の方が、より良い歯科治療を受けられるようサポートいたします。
噛み合わせの改善で後遺症にアプローチ
交通事故の後遺症に適切な診査・診断・治療 を行います。
交通事故によって強い衝撃を受けると、噛み合わせにズレが生じているケースが多々あります。当院で噛み合わせを改善する治療を受けることで、上述のような症状が消える患者様は少なくありません。噛み合わせの治療は非常に高度な知識・経験が求められる分野であることから、適切な診査・診断・治療ができる歯科医院は多くありませんが、当院なら最適な対応が可能です。
口腔外科のスペシャリストが在籍
在籍する後遺症に適切な診査・診断・治療 がしっかりと診査・診断を行います。
まずは丁寧な問診を行い、口腔内検査・X線検査で歯や神経、歯周組織にどんなダメージがあるのかを把握して治療へと進みます。歯や顎の骨にダメージがあっても安易に抜歯することはなく、歯を残す方法を探ります。なお、たとえば顎の骨の大きな損傷など、優先されるべき治療がある場合は関係の医療機関に即時に連絡をとります。
審美性を考慮し、元ある状態に回復
心身ともに健康を取り戻していただくため、自然な口元を再現します。交通事故で口元に外傷を負ってしまった場合、そのケガを治療して機能を回復させることが最優先になります。しかし、機能を回復できても口元の見た目が損なわれたままでは、笑顔の生活を取り戻すことはできません。
当院では、交通事故に遭ってしまった患者様に心身ともに健康な状態を取り戻していただくため、機能だけでなく審美性の回復も考慮した治療を行っています。口腔外科の専門医が技術力を駆使して、元の自然な口元を再現していきます。
交通事故で顔面を打撲したら歯科医院へ

後に大きなトラブルを招かないよう、交通事故に遭った場合、特に顔面打撲をした場合は必ず口腔外科を受診しましょう。
交通事故と保険金請求について

ブリッジの場合は両隣の歯を削らなくてはいけなく、将来やり直し治療につながります。
このような保険会社の対応について、裁判所の見解は次のようになっています。
『インプラントが医学的に必要であること、かつ、他の治療法よりもインプラントを選択することが医学的に合理的であることを被害者側のほうで証明できていることを加害者への賠償請求の条件とする(大阪地裁2007/12/10自保ジ1737号14頁、東京地裁2010/7/22自保ジ1831号49頁、横浜地裁2003/8/22自保ジ1547号14頁)』
つまり、交通事故の被害者がインプラント治療を希望する場合、歯科医師にインプラント治療が他の治療法よりも機能面からも有用であるという証明をしてもらう必要があるということです。
抜けた歯・折れた歯の応急処置について

抜けた歯の最適な保管場所は、ご本人の口の中です。流水で軽く流し、汚れていなければ抜けた穴へ戻しておきましょう。それが難しい場合は、コップやタッパーに牛乳を入れ、その中に浸してください。地面に落ちた歯をゴシゴシと洗いすぎないことも大切です。流水で10〜20秒すすぐだけで構いません。石鹸や塩水などは使わないでください。また、折れた歯や抜けた歯を持つ場合は、細菌感染を防ぐため、根っこを持たないようにしましょう。
,br> 何より重要なのは、できるだけ早く歯科医院へ行くことです。歯が抜けてからの時間が短いほど、歯を残せる可能性が高くなります。可能であれば、30分〜1時間以内に歯科医院に行きましょう。
歯のケガの種類と治療法
歯のケガは、割れたり折れたりする場合と、抜け落ちてしまいそうになる場合などがあります。一見、外からは分かりにくいケガもあるため注意が必要です。 歯のケガの治療は、歯科医院によって大きな差があるのが現状です。医院によっては、見当違いな治療をされたり、残せる歯も抜歯されたりしてしまうケースも多く見られますが、当院では安易に抜歯することなく歯を残す方法を探り、歯をほぼ元どおりにすることを目指しています。

治療の過程イメージ(インプラントで治療した場合)
カウンセリングと相談の上、治療計画を設定し治療を行っていきます。
歯が欠けてしまった
歯に強い衝撃を受けると、歯が欠けてしまいます。
歯がグラグラと動揺している
歯に衝撃が加わることで、歯がグラグラになったり、周りの歯肉から出血することもよくあります。歯の動揺は、歯を支える骨の部分がダメージを受けた場合と、歯の根が折れた場合にグラグラになります。まずは、レントゲンを撮り、歯の根の状態や周りの骨の状態を確認する必要があります。
歯の位置のずれ、歯のめり込み
治療としては、歯を元の位置に戻し、両脇の歯と連結固定して安静を図り、歯の周りの組織の回復を待ちます。
歯が抜け落ちてしまった
歯が抜け落ちた場合、条件がよければ再植(歯を元の位置に戻す治療)を行います。交通事故から来院されるまでの時間が短く、歯の周りの組織の損傷が軽度で、脱落した歯の保存状態がよいほど、再植の予後も良好になります。かみ合わせを確認しながら、脱落した歯を元の位置に戻して、固定を行います。歯肉からの出血が多い場合は縫合を行い、止血を図ります。固定は通常2~6週間くらい行います。
歯が変色した、歯肉が腫れてきた
歯に強い衝撃が加わった場合、歯の色が変わってくることがあります。受傷してすぐに変色が起きる場合は、内出血を生じたものと考えられ、時間の経過と共に歯の色も回復することがあります。